タリンの近隣地域
タリンの各地区には、それぞれ異なる魅力があります。中世の時代へとタイムスリップしたような場所もあれば、現代アートやストリートフード、ヒップな雰囲気にあふれたエリアも。さあ、すべてのエリアを探検する準備はできましたか？
タリンを訪れる写真：カウポ・カルダ / visittallinn.ee
タリン旧市街
タリン旧市街は、歩いて探検するのがとても楽しいエリアのひとつです。石畳の道、中世の建物、そしてひっそりと佇む小道──どこを歩いても、思わず写真を撮りたくなるような景色が広がっています。1枚では足りず、何枚も撮ってしまうことでしょう。
ニグリステ博物館
タリンのニグリステ博物館を訪れるのは、中世の世界に足を踏み入れるような体験です。かつての教会の中には、有名な死の舞踏をはじめとする少し不気味なアートが展示されており、塔に登ればタリンの街を一望できる絶景も楽しめます。
Niguliste tn 3
写真：カディ＝リース コッペル / visittallinn.ee
市庁舎広場
タリン旧市街の中心にあるタウンホール広場は、にぎやかな雰囲気に包まれた場所です。晴れた日には、カフェのテラスでくつろぎながら生演奏を楽しむことができ、冬にはヨーロッパでも有数のクリスマスマーケットが開催されます。
Raekoja plats 10
写真：トーマス トゥール / visittallinn.ee
タウンホール薬局
15世紀の薬局がどんな場所だったか、想像したことはありますか？ヨーロッパで現役最古の薬局「タウンホール薬局」に足を踏み入れてみましょう。すぐ隣には、小さな博物館があり、かつて人々がハーブやヒル、さらにはミイラの粉まで使って治療していた様子が紹介されています。
Raekoja plats 11
写真：ラスムス ユルカタム / visittallinn.ee
トーンペアの丘
タリンの街を見下ろすようにそびえるトーンペアの丘は、静かな展望スポットです。丘の上まで登れば、旧市街の赤い屋根やその先に広がる港まで、一望できる素晴らしい景色が待っています。少し登り坂はありますが、その景色を見るためなら十分に価値があります。
Toompea
聖カタリーナの路地
聖カタリーナの路地は、ふと足を踏み入れた瞬間に思わずカメラを構えたくなるような場所です。この小径の名前は、700年以上この地に建っていたとされる聖カタリーナ教会に由来しています。
Vene tn 14a
写真：ラスムス ユルカタム / visittallinn.ee
マスターズコートヤード
マスターズコートヤードの中庭は、地元のアーティストや職人たちがジュエリーや陶器などのユニークな作品を販売する、静かな隠れ家のような場所です。どこか懐かしい雰囲気に包まれたこの中庭には居心地の良いカフェもあり、旧市街タリンの魅力をゆっくりと味わうのにぴったりです。
Vene tn 6ロッテルマン地区
写真：カレル コプリメッツ / visittallinn.ee
モダンな地区
ロッテルマンは、港、ヴィル広場、そしてタリン旧市街の間に位置する活気あふれる地区です。かつては19世紀の工場地帯でしたが、当時の産業建築は美しく修復され、印象的な現代建築と並んで建ち並んでいます。現在では、おしゃれなレストランやスタイリッシュなショップ、居心地の良いカフェが立ち並ぶ人気のエリアとなっています
アクセス方法： 港の近く – タリンでの一日の始まりや終わりに最適な場所です。
エストニア建築博物館
この博物館では、エストニアにおけるプロフェッショナルな建築と空間文化の発展について学ぶことができます。新しい展示「Sailing forward（セーリング・フォワード）」では、1980年のオリンピックのヨット競技が街にもたらした大きな変化に焦点を当てています。
Ahtri tn 2
ポコアートミュージアム
ポコアートミュージアムは、ポップアートや現代アートのファンにとって必見のスポットです。ストリートアートやデジタル作品、アイコンや世界のリーダーたちをユニークに表現した作品などが展示されています。ロッテルマン地区にあるこの美術館は、現代アートシーンを大胆かつ風変わりな視点で切り取った場所です
Rotermanni tn 2
レヴィエール
レヴィエールは、マカロンやケーキ、コーヒー、スムージー、そして可愛らしくて居心地の良い雰囲気が魅力のカフェです。平日はランチセットも提供していますが、本格的なごちそうを楽しめるグランドメニューもぜひチェックしてみてください。
Rotermanni tn 18-1
レストベーカリー
レストベーカリーは、地元の人々に「街で最高のコーヒーが飲める店のひとつ」として知られています。地元や国内外のマイクロロースターから仕入れた高品質な豆を使って、一杯ずつ丁寧に淹れられたコーヒーが楽しめます。また、サワードウ（天然酵母）を使った自家製パンやペストリーも人気で、淹れたてのコーヒーと一緒に焼きたての味を堪能できます。
Rotermanni tn 14
フラム
ワインが飲みたくなったら、ラムへどうぞ。アルザス地方発祥の美味しいフラムクーヘン（薄焼きの炎焼きフラットブレッド）を提供する、居心地の良いワインバーです。厳選されたワインにぴったり合う美味しいスナックと一緒に楽しめます
Rotermanni tn 2
ギャラリーカフェ
ギャラリーカフェは、ブランチ好きにぴったりのスポットです。パンケーキやクロワッサン、オムレツなど、朝食メニューを一日中楽しむことができます。冬には、温かいグロッグで体を温めてみてはいかがでしょうか。ここはアートギャラリーも兼ねており、食事とともに芸術も楽しめます。
Rotermanni tn 6カドリオルグ
写真：ラスムス・ユルカタム / visittallinn.ee
緑があふれる
カドリオルグは、タリンで最も絵になる地区のひとつで、壮大な公園とエレガントな建築で知られています。このエリアには大統領官邸と3つの主要な美術館があります。公園内を散策すると、魅力的な木造のヴィラや噴水、カフェなどが点在しており、ピクニックを楽しんだり、緑あふれる景色の中でゆったりと過ごすのにぴったりの場所です。
アクセス方法： 市内中心部から徒歩約15分、またはバスやトラムですぐ。カドリオルグ公園（Kadriorg Park）停留所で下車してください。
写真：カウポ・カルダ / ビジットタリン
エストニア美術館
クムはエストニア最大の美術館で、その建物自体が一見の価値があります。館内には、古典的なエストニア美術から大胆な現代アートまで幅広い作品が展示されています。ハリウッドも注目しており、映画『テネット』の一部もここで撮影されました。
Valge tn 1
カドリオルグ公園
カドリオルグ公園は、地元の人々が深呼吸をし、ピクニックを楽しみ、噴水や花壇の中を散策する場所です。公園内には宮殿や美術館、池、さらには日本庭園まであり、どこを歩いても美しい景色が広がっています。
A. Weizenbergi tn 26
写真：カウポ・カルダ / ビジットタリン
タリンソングフェスティバル会場
1万5千人もの歌い手たちが一斉に声を合わせる光景を見てみたいと思いませんか？ タリン歌の祭典会場は、最大10万人を収容できる都市最大の野外会場です。 ここは音楽と歴史、そしてエストニアの国民的誇りに満ちた特別な場所です。
Narva mnt 95
カタリネンタール
カタリネンタールは、カドリオルグで最も可愛らしいカフェのひとつです。庭園や並木道に囲まれたこの場所は、コーヒーやケーキを楽しんだり、池の白鳥を眺めたり、公園を散歩する人々をゆっくりと観察したりするのにぴったりなスポットです。
A. Weizenbergi tn 22
写真：カウポ・カルダ / ビジットタリン
ピリタプロムナードとレイディ通り
海の景色と新鮮な空気が好きなら、レイディ通りを通って市内中心部からピリタまで歩くのはぜひ体験してほしいコースです。 ヨットが水面を滑るように進む姿を眺めたり、自転車を借りて走ったり、タリンのスカイラインや夕日をゆっくり楽しんだりできます。
Reidi teeカドリオルグ美術館
カドリオルグ美術館は、ピョートル大帝によって建てられた華麗なバロック様式の宮殿に位置し、優雅さとクラシックなヨーロッパ美術を愛する人にとって魅力的な場所です。何世紀も前の絵画や装飾品が並ぶ部屋を、ゆったりと散策することができます。
A. Weizenbergi tn 37
子ども博物館 ミーアミッラ
ミーアミッラは、小さな探検家たちのためのワンダーランドです。カドリオルグ公園の中にあるおとぎ話のような建物にあるこの博物館は、「遊びながら学ぶ」ことをテーマにしています。子どもたちは仮装したり、テーマごとのお部屋を走り回ったり、自由な想像力を思いきり発揮することができます。
L. Koidula tn 21Cピリタ
写真：カウポ カルダ / ビジットタリン
海風と街の眺め
この海沿いの地区は、砂浜、静かな松林、そして市の中心部から続く風光明媚なプロムナードで知られています。自転車に乗ったり、夕暮れ時に散歩したり、水辺でのんびり過ごしたりするのにぴったりの場所です。15世紀に建てられたピリタ修道院の廃墟を訪れたり、近くのテレビ塔に登って素晴らしい景色を楽しんだりすることもできます。
アクセス方法： 市の中心部からバスに乗り、「Pirita（ピリタ）」停留所で下車。所要時間は約20分です。
エストニア歴史博物館
展示では、初期の民俗生活からソ連時代までの歴史をたどることができます。美しい公園には記念碑が点在し、丘の上には壮大な戦争記念碑もあります。エストニアの歩みを学び、思いを馳せるのにふさわしい、静かで落ち着いた場所です
Pirita tee 56
エストニア映画博物館
エストニア映画博物館で映画の世界に飛び込んでみましょう。昔の映画の小道具を見たり、監督の椅子に座ったり、映画がどのように作られるのかを学んだりできます。楽しくて体験型、子どもから大人まで楽しめるスポットです。
Pirita tee 56
タリンテレビ塔
タリンテレビ塔は、エストニアで最も高い建物です。エレベーターに乗って高さ170メートルの展望台まで上がると、街や湾、さらにその先の森まで360度のパノラマが広がります。夏には、ガラスの床の上を歩いたり、街のスカイラインの上でスウィングに挑戦したりすることもできます！
Kloostrimetsa tee 58a
写真: マーレっと ポルドヴェル / ビジットタリン
タリン植物園
都市の喧騒から離れてひと息つきたいなら、タリン植物園へ行ってみましょう。温室や屋外の小道には8,000種以上の植物が育ち、散歩や深呼吸、写真撮影にぴったりの静かなスポットです。
Kloostrimetsa tee 52テリスキヴィとカラマヤ
写真：カウポ・カルダ /ビジットタリン
流行に敏感なエリア
カラマヤは、かつての漁村からタリンで最もトレンディな地区へと生まれ変わりました。カラフルな木造住宅、ストリートアート、ソビエト時代の建物が独特な雰囲気を作り出しています。中心には「テリスキヴィ・クリエイティブ・シティ」があり、ギャラリー、バー、カフェ、ブティックが立ち並びます。夏にはにぎやかな屋外スペースと芸術的な雰囲気が魅力で、タリンで最も人気のあるお出かけスポットのひとつです。
アクセス方法： 旧市街から徒歩約20分、またはトラムで「テリスキヴィ」まで。
写真：カウポ・カルダ /ビジットタリン
フォトグラフィスカ
フォトグラフィスカは、テリスキヴィにある写真美術館で、心を打つ展覧会と屋上カフェが魅力です。素晴らしいアートを鑑賞し、美味しい料理を味わい、景色も楽しめる——カルチャーとクールさが絶妙にミックスされたスポットです。
Telliskivi tn 60a-8
リテラートカフェ
リテラートは、本屋の中にある居心地の良いカフェで、ブランチや読書、仕事にもぴったりの場所です。 料理は新鮮で、落ち着いた創造的な雰囲気が広がっています。夏には、日当たりの良いテラスでゆったりとした時間を過ごすこともできます。
Telliskivi tn 60-2i-hoone
写真：ポール・クイメット / ビジットタリン
キヴィ ショッピング ストリート
テリスキヴィには、個性あふれる小さなお店がたくさん並んでいます。地元のファッション、手作りのギフト、エコフレンドリーな商品などが見つかります。ギフトにも自分用にもぴったりな、特別な一品を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。
Telliskivi tn 60a
写真：ラスムス・ユルカタム /ビジットタリン
エフ-ホーネ
エフ・ホーネは、旧工場をリノベーションした人気のレストランです。 料理は新鮮で遊び心があり、誰でも楽しめるメニューが揃っています。 スタイリッシュな雰囲気、親しみやすい空気感、夏のテラス席、そして美味しいカクテルが地元の人たちにも大人気です。
Telliskivi tn 60a
写真：サム・マカリスター / ビジットタリン
バルティ ヤーム 市場
有名なバルティ・ヤム市場には、旬の食材、ヴィンテージアイテム、地元デザインの商品など、何でもそろっています。地元の人々に人気のムフ・パガリッドでは、焼きたてのパンやペストリーをぜひお試しください。
Kopli tn 1
写真：ペーター ランゴヴィッツ /ビジットタリン
ボヘーム
ボヘームは、カラマヤにある居心地の良いカフェで、朝食やランチ、友人とのリラックスしたコーヒータイムにぴったりの場所です。夏には外のテラス席で街の風景を眺めながらのんびり過ごし、冬にはホットワインやココアで体を温めることができます。
Kopli tn 18
写真：La Muu
ラ・ムー
ラ・ムーは、植物由来や乳製品不使用でも驚くほどおいしいアイスクリームを作っています。 テリスキヴィにあるカフェでは、濃厚なクリーム系からフルーティーなソルベ、ミルクやクリームを使わないヴィーガンアイスまで、幅広いフレーバーが楽しめます。
Telliskivi tn 60a-5デポー フードストリート
デポーは夏になると一層にぎわいます。ここは単なるストリートフードのスポットではなく、美味しい料理はもちろん、ライブDJやポップアップコンサートが楽しめる場所。夜遅くまで若者たちでにぎわい、タリンのクールで都会的な雰囲気を味わいたいなら、まさにぴったりの場所です。
Telliskivi tn 62ノブレスネル
写真：カウポ・カルダ /ビジットタリン
にぎやかな海辺の地区
ノブレスネルはかつて潜水艦の造船所でしたが、今ではタリンでもっともおしゃれな海辺のエリアのひとつとなっています。海沿いにはカフェ、レストラン、博物館、ギャラリーが並び、夏には地元の人々が食事やお酒、ダンス、夕日を楽しみながらゆったりとした時間を過ごします。セーリングをしたり、イグルーパークで泳いだり、海を眺めながらサウナに入ることもできます。
アクセス方法： 旧市街から徒歩で約20分、スクーターを利用するか、レンヌサダム行きのバスをご利用ください。
プロト インベンション ファクトリー
プロト発明工房は、「触って、試して、発見する」ことができる体験型の施設です。 VRで熱気球に乗ったり、不思議な発明品に触れたりと、まるで子どもに戻ったようなワクワクを味わえます。 ちょっと風変わりで、でもとても楽しい―― 年齢を問わず驚きと発見に満ちた、ユニークなアトラクションがあなたを待っています。
Peetri tn 10
写真：トーマス・ロッター /ビジットタリン
カイ アート センター
カイ・アート・センターは、海辺にひっそりと佇む隠れた名所です。かつての工業施設をスタイリッシュにリノベーションした空間で、大胆で現代的なアートが楽しめます。驚きや刺激、インスピレーションに満ちた展示が魅力で、ゆっくりと芸術に浸る午後にぴったりのスポットです。
Peetri tn 12
海事博物館
海事博物館は、タリンでもっともワクワクする博物館のひとつです。巨大な飛行艇格納庫を活用したこの施設には、歴史ある船や実際に中に入れる本物の潜水艦が展示されています。子どもたちは思いきり遊び、大人は新しい知識に出会い、訪れた誰もがもっと知りたくなる気持ちで帰ることになるでしょう。
Vesilennuki tn 6
イグルーパーク
ノブレスネルの海辺に並ぶおしゃれなイグルーたち。ここでは、サウナに入って海に飛び込む、そんな忘れられない体験ができます。夏の陽射しの下でも、雪の降る冬の日でも、熱いサウナと冷たい海の組み合わせは格別。宿泊もできるので、一日中ゆったりと過ごすことができます。
Lennusadama 7
ポフヤラ タップルーム
ポフヤラ・タップルームでは、クラフトビール好きにはたまらない24種類の樽生ビールが楽しめます。自社の人気ビールに加え、国内外のゲストビールもラインナップ。お供には、本格テキサススタイルのBBQをどうぞ。インダストリアルな雰囲気の中で、ゆったりとした時間を過ごせます。 さらに、ビールショップやブルワリーツアーもあり、屋上サウナはグループでの貸切も可能。友人たちと特別なひとときを過ごしたい時にぴったりのスポットです。
Peetri tn 5シシ ショップ
シシは、デザイン好きにはたまらない夢のようなお店です。 店内には、季節ごとの華やかな装飾やラグジュアリーなディテールが詰まった、美しいホームデコレーションが並びます。 日常の空間を、ほんの少し魔法のように特別なものにしてくれる、そんなアイテムが見つかります。
Peetri tn 3ロッカ・アル・マーレ
写真: カイリ タへ / ビジットタリン
屋外で過ごす日にぴったり
ロッカ・アル・マーレは、市内中心部から少し離れた静かなエリアで、一日中楽しめる場所です。海辺に広がるエストニア野外博物館では、昔の農家や風車を見学できます。すぐ近くには、家族連れや動物好きに人気のタリン動物園もあります。また、大型ショッピングセンターや、散歩やサイクリングにぴったりの緑豊かなエリアもあります。食事やドリンクを楽しむのにおすすめなのが、カクマエ・ハーヴンです。
アクセス方法： 市内中心部からバスでアクセス可能。所要時間は約25分です。
エストニア野外博物館
エストニア野外博物館は、まるでタイムスリップしたかのような場所です。海辺の森の中に位置し、昔の農家や風車、伝統的な村の暮らしが再現されています。歩いたり、自転車に乗ったり、馬車に乗ったりして見て回ることができ、昔ながらの遊びも体験できます。
Vabaõhumuuseumi tee 12
タリン動物園
タリン動物園では、ゾウ、ヒョウ、ホッキョクグマ、そして何百もの動物たちに出会うことができます。ヨーロッパでも有数のヤギやヒツジのコレクションを誇り、広々とした緑のエリアや楽しいプレイゾーンも充実。家族みんなで一日中楽しめるスポットです。
Paldiski maantee 145